異形狭心症の疑いと言われたあと、私が試したこと|EPA製剤とビタミンB

体験談

前回の記事でも書いた通り、私は異形狭心症の疑いと言われ、カルシウム拮抗薬を処方されました。 ただ、逆流性食道炎悪化への不安から服用は続けられず、その後は別の方向で試行錯誤することになりました。

この記事では、その後に試したことと、どのように変化していったかを体験ベースでまとめます。

その後に試したこと

処方された薬をそのまま続けることが難しかったため、私は別の形で様子を見ることになりました。 その中で、まずEPA製剤(エパデール)で心臓の痛みの回数が減りました。 そして最終的には、ビタミンBを見直してから症状が出なくなっていきました。

私にとって大きかったのは、処方された標準的な治療をそのまま続けることができなかったとしても、それで終わりではないということでした。 自分の身体に合う形を探していく中で、変化が出ることはあると感じました。

EPA製剤(エパデール)で変わったこと

私の場合は、EPA製剤が冠攣縮や血管機能に影響しうるという研究報告を読み、それをきっかけに試しました。 私の場合、心臓の痛みの回数は、はっきり減りました。

私にはEPA製剤(エパデール)900が1日2包処方されました。2〜3年ほど飲んでいた記憶があります。 ただ、異形狭心症そのものの適応ではないと言われ、脂質異常症という形で処方されていました。

何件かの病院で処方してもらいましたが、状況を説明すると処方してくれることが多かったです。

もちろん、異形狭心症の標準治療として最初に挙がるのは通常はカルシウム拮抗薬であり、EPA製剤が標準治療そのものという意味ではありません。 ただ、私にとってEPA製剤(エパデール)は、症状の回数を減らした薬の一つでした。

最終的に大きかったのはビタミンBだった

ビタミンBについては、もともと警戒していました。 特にB6、B12、葉酸については、高用量サプリ摂取や特定条件でリスク上昇との関連を示した報告もあり、マルチビタミンをやめて以来、ずっと避けていました。

一方で、私は昔から体の一部に不随意痙攣が頻発していました。 その痙攣を止められるかもしれないという医学情報を見つけ、ある時から期間限定でビタミンBの摂取を試してみることにしました。最初に使ったのは、タイムリリース型のDHCのビタミンB群でした。

すると、不随意痙攣が起きなくなりました。 そして、それだけではなく、異形狭心症も発生しなくなりました。

今思えば、昔マルチビタミンを飲んでいた時期には、異形狭心症は発生していませんでした。 そのため、後から振り返ると、私の中ではビタミンB不足が重要な要素だったのではないかと考えています。

異形狭心症は、一般的な動脈硬化性の狭心症とは異なり、心臓の血管の攣縮、つまり痙攣のような現象が原因とされます。 そのため私の中では、両者は筋肉の痙攣という点で共通しているのではないか、と考えるようになりました。

もちろん、これは私個人の体験であり、「ビタミンBを飲めば異形狭心症が治る」と言い切りたいわけではありません。 ただ、私の場合は、ビタミンBを摂るようになってから症状が出なくなりました。 そのため、同じような症状があり、かつビタミンB不足の可能性が気になる方には、私はかなり強く試してみることをお勧めしたいです。 少なくとも、処方薬以外の選択肢を一切見ないまま終わってしまうよりは、摂取量を守ったうえで検討してみる価値は十分にあると思っています。

なお、ここで大事なのは、「ビタミンBは危険だから避けるべき」と考えることでも、「ビタミンBならいくら摂っても安全」と考えることでもないと思っています。 B6は高用量で神経障害が問題になることがあり、B12には高用量の個別サプリと肺がんリスクの関連を示した観察研究があります。ただし、これは因果関係まで確定したものではありません。葉酸は合成型サプリで摂りすぎに注意が必要で、B12欠乏を見えにくくする可能性も知られています。 一方で、公的機関が示している範囲を大きく外れないように摂るのであれば、過度に恐れすぎる必要はないとも思っています。 だからこそ私は、リスクを知ったうえで上限を守りながら試してみる、という姿勢が現実的だと考えています。

その後、いろいろ調べた結果、私はタイムリリース型の一般的なビタミンB群から、メチル化された成分を含む製品へ切り替えていきました。

後から調べていく中で、MTHFR(葉酸代謝に関わる遺伝子)の多型がある可能性も考えるようになりました。MTHFRの多型自体は珍しいものではありません。 ただ、ここは遺伝子で断定したいわけではなく、私自身が調べていく中で、その可能性も意識するようになったという位置づけです。

体験談として伝えたいこと

この経験を通じて感じたのは、病気の名前が付き、処方された内容に従って薬を飲み続けるだけでは改善できないケースがあるということです。

  • 診断はついたが、標準的な薬は飲めなかった
  • その後も自分なりに試行錯誤が必要だった
  • 結果として、改善のきっかけは別のところにあった

こういうことは実際にあるのだと思います。

特に、逆流性食道炎やパニック障害のように、別の不調も抱えていると、症状の見え方も治療の選び方も複雑になります。 だからこそ、自分の体感を無視しないこと、そして必要に応じて医師に相談しながら調整していくことが大事だと感じました。

まとめ

この経験を通じて感じたのは、病名がつき、処方を受けても、それだけでは改善しないケースがあるということです。 私の場合は、EPA製剤(エパデール)で痛みの回数が減り、最終的にはビタミンBを見直してから症状が出なくなりました。

前回の記事が「異常なしと言われても心臓の痛みを軽く見ない」という話だとすれば、今回の記事は「診断後も簡単ではなかったが、自分に合う形を探していった」という続きの話になります。

明け方の胸痛、検査で異常なし…それでも心臓が痛いと感じた私の体験


※この記事は筆者個人の体験談です。治療やサプリメントの効果には個人差があり、自己判断での中断・開始は危険な場合があります。症状がある場合は医師に相談してください。

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